人気アルトサックス奏者、ジャッキー・マクリーンを迎えた歴史的名盤Left Aloneで有名なピアニスト、マル・ウォルドロンはモールス奏法とも呼ばれる独特の個性的なピアノタッチで知られています。1969年に吹き込んだこのアルバムでも同じパターンを繰り返すフレーズを聴くことができます。トリオを組む実力派サイドメンのエスラ・エッキンガー(b)、クラレンス・ベクトン(ds)が見事なインプロビゼーションを展開、クラブジャズでも人気が高い漆黒のグルーヴを発散するRock My Soul、独特の解釈で心の深淵に迫るWillow Weep For Meなど、ウォルドロン・トリオによる緊密なインタープレイをお楽しみください。Germany Original ECM 1001ST stereo ジャケットは経年劣化で擦れ、表面に白い雫状の模様、裏面に黄ばみや汚れがあります。盤はノイズはほとんどなく良好でECMらしい高音質なサウンドです。